宮島 研究室(トライボロジー)について


●宮島 研究室の特徴


【研究】
  ・スラリー・エロージョン,マイクロ・スラリージェット・エロージョン(MSE),微粒子エロージョン,水滴エロージョン

   それらを利用した,表面の強さ,表面から内部にかけての強さ分布,表面からの繰り返し衝突現象からの疲労現象
  ・摩擦・摩耗・潤滑(トライボロジー) 過程の みえる化・現象の解明

   ( ”みる” にこだわります. ”みる” ことは,決して簡単ではありません.)

【キーワード】
  ・加工・製作(ウェットブラスト,樹脂射出成形)
  ・評価技術(表面強さ評価,エロージョン,MSE,摩擦・摩耗・潤滑(トライボロジー),材料強さ)
  ・観察・計測・分析(できる範囲で,こだわった,観察・計測を)



●研究室目標 2026年度(本学で14年目)

“かがやく”・“かがやける” 研究室 になろう!

“ワクワク”する 新しい・独自な 研究 をしよう!


 

トライボロジー(摩擦・摩耗・潤滑)の視点から,研究を進めています.

すべては,真実をみる・考える・捉える ところを重視しています.

 ①”摩擦面の見える化(独自試験機によるIn-situ観察手法の構築と,観察からのメカニズム考察)

   ”トライボロジー試験評価”

    【2026年度】D2・1名,M1・1名,B4・1名

   ・実際の油の流れ(貧潤滑)の見える化からの現象解明

   ・摩耗や焼付きの進行過程 In-situ観察からのメカニズム解明

 ② ”エロージョン(固体粒子(スラリー)・水滴)” 

   ”表面の強さ評価(MSE・微粒子エロージョン)” ・・・エロージョンもトライボロジー

    【2026年度】M2・1名,B4・1名(+1)

    富山県立大学 今日の工学 vol.17 微粒子投射(ウェットブラスト)による金属の表面強度実験 - YouTube
   ・ エロージョンを応用した ”新たな表面の強さ評価手法” の研究開発
   ・微細ウェットブラスト加工によるトライボ表面形成
   ・加速的エロージョン評価手法の開発

 ③ ”樹脂射出成形(特に樹脂保持器)” 

    【2026年度】M2・1名,(M1・1名),B4・1名
   ・樹脂射出成形プロセス,検査工程に関する研究
   ・樹脂射出成型品(軸受保持器)の評価(保持器の成形評価,剛性評価,高速回転試験評価)
宮島のResearchmaphttps://researchmap.jp/Toshiro_Miyajima)をご覧ください.





宮島研究室とは?


<研究の特徴>

 私たちの研究室は,実験系の研究室です.研究室独自の装置を作ったり,既存の装置を改造したり,モノを作ったり,加工したりして,トライボロジー(摩擦・摩耗・潤滑)などの評価,それに関わる研究をしています.設計~製造~使用の一連の流れを考えながら,研究を進めています.

 特に,エロージョン,摩耗過程の可視化・潤滑油流れの可視化,射出成形と摩擦・摩耗に特化した研究を進めています.
 実際の現象をきちんと解明していく実験研究は,経験・体験しないと,身に付きません.実際の機械で問題になっている現象をどうやって捉えるか?どうやって評価するか?そこを共に考えていく研究室です.


<共同研究等について>

 ご協力いただける企業様との共同研究,その他プロジェクト研究を,長期的(継続)に進めていただいています.10年以上継続いただいている共同研究もあります.(2026年度:6社)
※本学は少人数教育のため,卒論・修論でテーマを割り当てられない場合も,教員と企業と一緒に研究を進めています.
※ テーマの研究のみの成果(試験研究)でなく,教育と研究の融合を重視し,様々な”情報”・”気づき”の場となるようにしたいと考えています.


<科学・工学・機械を伝える>

・未就学児~小学生においては,地域のイベントでのトライボロジー教室など
・未就学児~高校生までにおいては,大学主催で開催されるダ・ヴィンチ祭など
・高校生においては,大学主催のオープンキャンパスや科学技術体験などを通して,科学・工学・機械工学・トライボロジー(摩擦・摩耗・潤滑)分野の楽しさ・大切さを伝えています.



New!


2026年6月26日
6月16日に,工作機械技術振興財団、第47回工作機械技術振興賞の贈賞式がありました.研究助成A 「工作機械用すべり案内面の In-situ 油流れ観察と摩擦力計測による摩擦特性評価手法の構築」を受けることができました.研究をより高度化して参ります.

メカニカル・テック社さんの記事


2026年5月29日
トライボロジー会議 春 東京 にて,学生2名の発表を聞いていただきまして,ありがとうございました.発表できる範囲での話となっている点もありますことご了承ください.
●5/25(月) 14:20~14:40

スラリー・エロージョン法による窒化処理鋼材の表面強さ評価 -化合物層厚さの影響-(M2・越前さん)
※よく,MSE(マイクロ・スラリージェット・エロージョン)との比較等がされます.ミクロとマクロの違いだけではありません.大粒子が持つ特性もあります.MSEの小粒子の良いところ,本研究の大粒子の良いところを総合的にみることが大切です.詳しくは,是非,研究室にお立ち寄りください.

●5/25(月) 15:40~16:00

機械模様加工面における油流れの可視化への取り組み (D2・山本さん)
※これまでのノウハウを活用した取り組みです.これから,さらに進めていきます.


2026年4月27日
 日本機械学会 機素潤滑設計部門 一般表彰 奨励講演 を D2・山本さん が,受賞いたしました.(2026年4月23日)
おめでとうございます!
<対象講演>
2025年度年次大会(2025年9月・北海道)
J111-09
「一方向回転型in-situ摩擦状態可視化装置を用いたFCD鋳鉄と銅合金との摩擦過程の可視化」


2026年3月19日
 日本機械学会北陸信越支部 2026年合同講演会で 宮島 教員 が支部優秀講演賞を受賞いたしました.

〇一般の部:

『微粒子エロージョン試験による各種繊維充填射出成形樹脂材料の耐衝撃性評価』

https://www.jsme.or.jp/hs/activity/award/


2025年9月29日
 10月に開催された トライボロジー会議 秋 函館 にて,学生3名+宮島,合わせて計5件,発表しました.


2025年9月20日
 日本トライボロジー学会の学会誌”トライボロジスト”の2025年9月号の”トライボロジーを語る”で,宮島のこれまでのトライボロジーの歩みを書かせていただきました.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tribologist/70/9/70_70.09_537/_pdf

(会員のみ閲覧可能)


2025年8月2日

 大学のダ・ヴィンチ祭にて,昨年に引き続き,摩擦の体験として,エアーホッケーを行いました.参加していただいた皆様ありがとうございました.(やっている時の写真は載せられないのでご了承ください.)


2025年6月14日

 日本設計工学会 北陸支部 令和7年度 総会・特別講演会・研究発表講演会 にて,M1・磯野冬斗さんが,”奨励賞”を受賞しました.『玉軸受用各種射出成形樹脂保持器の剛性評価と高速回転試験』



2025年3月7日・8日

 日本機械学会北陸信越支部 2025年合同講演会にて,M2・山本美空さんが,支部優秀講演賞を受賞しました.『貧潤滑下におけるFCD鋳鉄と銅合金との摩擦状態の可視化』
https://www.jsme.or.jp/hs/06_award.html




研究室選択する皆さん


 就活とのかかわりや,共同研究の多さなどで,研究室を選択される方が多いと聞きます.4力学だけが重要ではありません.トライボロジー(摩擦・摩耗・潤滑)・表面に関わることも,社会には,とても大切な分野です.それは,なぜか?というと,機械の省エネ・故障などには,必ず,トライボロジーが関わるからです.
 私たちの研究室においても,多くの共同研究を通して,就活・社会で活躍できる人材育成を進めています.

 是非,4力学以外の分野にも,目を向けてください.ニッチな分野であるからこそ,就活・社会での強みになります.


 表面を取り扱うトライボロジーは,重要な機械技術の一つです.トライボロジーは,学際領域と言われ,様々なところに関係する大切な学問です.


  数学や物理などの座学が苦手でも,実際の現象を自分自身で詳細に考え,観察・分析して,新しい発見と社会に役立つ研究をしませんか?それは,必ず,社会に役立つスキル(気づき,総合的に考える力)になります.

 自分で工夫して考えて進めることができるように,研究室一丸となって,進めていきましょう.


 是非,いろいろなところに行って,発表して,いろんな人と交流して,自分の経験を多く積み重ねましょう.それが,就活での自分の強みになります.
 愚直に研究をすることは,就活と会社に入ってからのスキルに大きく関わります.会社に入ることはスタートラインです.誰でも会社に入れる時代だからこそ,きちんと研究・勉強して,卒業・修了していきましょう.